【6/2/1998】

日曜日にまたまた、網張に行ってきた。ちょっと前に引き受けたデータベースのformがようやく整い、やっと一段落したところだ。網張はとても晴れていて混んでいた。しかし昼時だったためにお風呂はそうでもなかった。前回の時よりお湯の色が透明になり今度のiMacのボディの色のようだった。外は風があり、お社の辺りに腰掛けていたらドーッとすごい音がして木々が大きく揺れていた。実は、先週安比で撮ったデジカメの写真に味を占めて二匹目のドジョウを狙ったわけだ。今度は三脚を持っていって解像度を上げて撮ったりしたがどうも光の具合が強すぎてうまく撮れていない。10枚たらずであきらめて、先の風の音を聴いてきた。網張のお風呂から外の木々の色具合を眺めていると雲の具合で少しずつ変化したり急激に変わったり、風で揺らいだり、音楽を聴いているような感じ。...かなりのぼせるけど(^_^;)帰りぎわ、下界の景色の上におもしろい形の雲が浮かんでいた。これはと思いシャッターを押した。でも撮れない。電池切れだ。しかしあわてない。心のシャッターでパシリ!これで記憶のフィルムに焼き付いた。じっと青空を見た...。あれこそ最高の傑作だったはず。 .......!  ウッ。修業がまだまだ足りない。楽しく読みました。写真は奥が深い、心のフィルムはいい・・


【6/4/1998】

 キリ・テ・カナワのリサイタルに行ってきた。カワセミの青のようなきれいなパンタロンドレスで登場。メンデルスゾーンの「歌の翼に」でさりげなく始まった。僕は今まであんまり彼女の熱心な聴者ではなく、どちらかというとキャスリーン・バトルを聴く回数の方が圧倒的に多かった。さて、6曲目のリヒャルト・シュトラウスの「夜」が絶品だった。大変美しく最後の余韻まで聴きたかったのにピアノの響きが終わる前に拍手したやつがいてバカヤロー、どこ聴いてんだ!と心を乱してしまった。しかし8曲目の同じくリヒャルト・シュトラウスの「明日には」を唄い終わったあとに異変が起きた。唄い終わってもそしてピアノの余韻と響きもとっくに終わっても物音一つしない。...すばらしい沈黙の空間が10秒以上も続いただろうか。  ブラーバ! この空間を完ぺきにコントロールしてしまった、こんな体験は初めて。もうこの8曲で帰っても惜しくないと思った。 今回、日本で彼女は、東京二ヶ所と大阪、それと盛岡とで計4回しか唄わない。なぜ突然盛岡なのかは知らないが、今年の盛岡は幸運だ。春にもキャスリーン・バトルも来ていったし、現在のオペラ界の頂点に立つ二人までもが盛岡に来て唄ってくださったのだから。彼女らと同じ空間の中で同じ空気を吸っていたということが光栄で夢のようだった。


【6/7/1998】

 あれ?つながってしまった。なんだこりゃ。...というわけで、ついに我が家にもMN128-SOHO様がやったきた。初代のMN-128の時は、インターネットに接続できるまで三日くらいかかったので、今度は事前にマニュアルを読んだり先に運用している長土居さんを土曜日取材したりし、それでもアナログ電話のポート1、2の設定など不安があったが、始めてみるとあっけなくできてしまった。 要するにイーサーネットで接続するには、おもな設定は三つだ。1. TCO/IPコントロールパネルを開いてEthernetを接続先にして、設定方法をDHCPサーバーを参照にする。(Mac側はこれで終わり)2. ナビゲーターやコミニケーター等のブラウザーをたちあげURL入力欄にhttp://192.168.0.1と入れMN128-SOHO設定ページを表示させ(MN128-SOHOの中にそのようなホームページがあるとイメージするとわかりやすい)プロバイダ情報を入れ、その設定を記憶させておしまい。あとは表示させたいURLを記入するとつながる。3. アナログポートもMN128-SOHO設定ページのボタンをクリックしてそれぞれの項目を選んで設定を記憶させる。ヘルプも立ち上がるのでそれを参考にする。(専門用語の羅列でさっぱりわからん、しかしなぜか設定できた、と思う)だいたいこんな手順だ。思いっきり構えて始めただけに拍子抜け。さらに1番の設定だけをEthernetに接続した他のMacですると、どのMacでも繋がってしまう。すばらしい! 長土居さん、お休みのところ時間をさいて下さいまして細かなところまでのアドバイスどうもありがとうございました。  ふじわら


【6/14/1998】

MN128-SOHOを簡単制御「CutSOHO 1.0」というプログラムを見つけた。ダブルクリックするとNM128-SOHOでの回線を切断してくれるアプリケーションだ。他にもNM128-SOHO回線切断ソフトはあると思うが、これの便利なところはアプリケーションであること。そして一回のダブルクリックで起動し終了することだ。そこで思いついたのが、スピードダブラー8の機能との連携だ。つまりキーボードショートカットに登録するとすぐに簡単にMN128-SOHOを回線から切断できるのだ。ちなみに私は、+9で登録している。さらに便利なのは、CutSOHO 1.0を置いてあるホルダー内に切断時にMN128-SOHOから得られる接続料金と使用時間をJeditファイルに記録し、それを月ごとにまとめて合計の時間と接続料金を管理するようになっていることだ。ドキュメントマニュアルは付属していなくて、今書いただけの機能でよければマニュアルを読まなくてもすぐに利用できる。詳しい説明は、MacFan internet 7月号の記事の中にある。気に入っているのは瞬間芸的動作ながら二度美味しいというところか。


【6/16/1998】

やっとAdobe Acrobatの書類をプリンターからきれいに出力できるようになった。白石さん始めシトラスの大木さんには大変お世話になりました。しかし、毎度のことながら知っていると知らないとでは、えらいちがいで、この四日間は何だったんだろうか。経過はこうだ。例のMN-128SOHOの詳しいマニュアルはPDFファイルになっており400ページ以上のすごい大作だ。どうしても知りたい項目が記入されている個所があるのだがなかなか頭に入らない。そうなのだ私の頭は仰向けでないと働かないのだ。ウーン。...というわけで第7章と第8章を印刷をして寝ながらと思って印刷を試したら文字が汚くて読めない。それで、白石さんにはATMを、大木さんにはプリンタードライバーの設定をご教示いただいたわけだ。なんのことはないATMコントロールパネルを入れて、私の使っているエプソンのレーザープリンタの印刷の時のオプションでグレイの印刷方法を自動ではなく白黒に設定して印刷すればよいだけのことであった。知らないということはあらぬ疑いを持ったりして(プリンターの欠陥など(^_^;)) 自分の無知が恥ずかしい。大木さんによるとこれはプリンターのマニュアルにちょこっと書いてあるそうだ。例のごとくマニュアルを読んでいない私であった。(^^ゞ>ATMの設定とはどのようなものですか?ビットマップフォントを奇麗に>見せる見せないのOn/Offスイッチのことですか?>関係ないことかもしれませんが、似たような事をしてくれるシェアウェア>のコンパネでSmoothTypeというのがあります。これを入れたら、小さい>サイズで書かれたReadMeファイルが、(画面では)薄く表示されてしまう>ため、見た目は奇麗なのですが、却って読み辛かったという経験があります。>それだけです。>熊谷RE.「~ATMェ」というコントロールパネルを入れてあるか、そうでないかということです。これまではPDSファイルの印刷など必要がなくそれをしたことがなかったので入れてなかったのです。白石さんの「ATM入れてるガー」で気がついた次第。私も1.6.4Jは知っておりましたが、これは世界で数人使っているであろう4ボタンマウスに対応したことが書かれてあり、必要がないので、特に今回はパスしておりました。佐藤修さんのホームページで詳しくでると思います。


【6/17/1998】

Disk First Aid 8.2が公開された。これのすごいところは、起動デスクも修復可能なことだ。...というわけで、マニュアルも読まずにダブルクリック!Volume: メPB2400モ cannot be unmounted. The Repair operation cannot take place while other applications are running. Click Continue to automatically quit all other running applications. Click Cancel to leave your disk untouched.と出てくる。構わずContinueだ。Finderが隠れ動き始めた。やった-、しこしこやってるー!すげー。うれしい!(よく考えるとなにがうれしいのだろう?)...ちょっと心配になったので、About Disk First Aid 8.2を翻訳させてみた。変な訳だが、拾い読むと次のようなことだ。---------Disk First Aid8.2は68040と Mac OS 8.1を使っているパワーPC ベースのマッキントッシュ コンピュータのために意図される。 Disk First Aid 8.2は Mac OS 8.1の合衆国 (U.S.) 英(語・国)のバージョンでだけテストされた。Disk First Aid のバージョンは起動ハードディスクの上に問題のもっと多くの種類を回復することが可能である。しかしながら、アップルはあなたが起動ディスクを修繕する前に(CDあるいはフロッピーディスクのような)異なったディスクからあなたのコンピュータを始動させることを勧める。なぜ私のデスクトップは、ディスク応急手当8.2が走っている時、姿を消すか?ファインダ を含めて安全に若干のハードディスク、応急手当がすべてのアプリケーションから抜けるために必要とするディスク、を修繕するために。 修理が完全である途端に、あなたはデスクトップを見るためにディスク First 支援 (Disk First Aid) をやめることができる。--------うおお!やばい!Englishバージョンしかテストしてないし別のボリュームから修復することを薦めている。でもやってしまった。とりあえず、The volume"PB2400"appear to be OK.と報告されたから良いと思う、たぶん、きっと。よい子はまねしないほうが。でも試してみたいときはご自分の責任でどうぞ。さて、今度はちゃんと壊れたvolumeで試してみよう(・・;)?


【6/22/1998】

こりずにまたまた安比に行ってきた。いくぶん季節が進んだのかちょっと山の感じが前回とちがう。別荘などの住宅群を通り抜けどんどん奥にはいいてゆくと白樺の森の中。風がかるく木を揺らし、鳥の声と私たちの歩く音。それと夏をむかえる前の森のかおり......ホー、ケキョ、ケキョ、チッチッチ!....カサッ、カサ、ギギー(突然、木のこすれる音がする)結構にぎやかだ。 どうもこのカメラは白が飛んで写る傾向だ。NDフィルターでもつけたら良いのかしら。近いうちにまた訪ねてみよう。


【6/28/1998】

ウーム.....でかい。バットマン的曲線のアールデコ風ドカベンというか...(-_-;)...(^_^;)こんどのPowerBookG3を三日ほど試す機会をいただき、今日はその二日目だ。ディスプレーを開きFinderを見る。オー、広い!ノートでこんなに表示できる!動きはてきぱきしている。やはりこれはデスクトップマシンとしてデザインされたもので、モバイルマシンとは用途が違う。したがって、PB2400やバイオと比べることのあまり意味がない。そう考えると8600や9600を移動して使うことを考えたりするとはるかに軽いし、装備をみると非常によく考えられている。後から追加するものも少なくてすむ。使い始めるまではこんなにでかい物つくってAppleは誰に売るんだろうと考えたりしたがちょっと魅力的だ。だけど特大ゴージャズな美人もよいがキュートな小脇に抱えられる美人、じゃなかったMacが好き。良かったと思う点。CD-ROMがすぐ使えソフトのインストールがしやすい。イーサーネットの口が標準で装備してある。ディスプレーが広い。反応が早い。S-video出力端子があり解像度を変えてTVに表示できる。したがってプレゼン用途には非常に具合がよい。ウーン。三番目くらいに欲しい!-----Tomoyuki Fujiwara さんは書かれました:>ウーム.....でかい。>バットマン的曲線のアールデコ風ドカベンというか...(-_-;)...(^_^;)>こんどのPowerBookG3を三日ほど試す機会をいただき、今日はその二日目だヴァーチャルPCを入れたときの動きを知りたいと思っているTsuchimuraでした。使用に耐えるのでしょうか???(スピードです)-----私が試したのは下から2番目の機種ですが、ヴァーチャルPCは入れませんでしたのでその辺はまだわかりません。参考になるかわかりませんが、ファイルメーカーpro4.0書類でメニュー画面に少し絵を貼り付けている書類が、ファイルメーカーを起動して絵を表示しきる時間は、PB2400/180で8.9秒、PBG3/233で6.1秒。(いずれも最初の一回目のみです。手と目で測りましたので±0.2秒くらい誤差を見たほうが良いです)ファイルメーカーを起動しなおして一回目しかはかりませんでしたが、11万8985件の郵便番号簿の地名のふりがな(索引を設定済)でソートしてみました。PB2400/180で5分35秒、PBG3/233で4分17秒、9600/233で3分でした。あとはバックサイドキャッシュを積んだ上位機種だとどうなるかということでしょうか。なお、ハードデスクは、PB2400/180が静かです。それとPBG3/233のCD-ROMの動作音はやや大きいですが、早いと感じました。