【3/6/1999】
...というわけで、システムフォルダの中で遊んでいるうちにアップルメニューの自動処理のアイコンが薄くなり利かなくなってしまった。Disk First Aidも試したし、初期設定ファイルもはずしてみたりしたが直らない。自動処理以外はべつに支障が無いので3日ほどそのままにしていたが、どうも気持ちが悪い。システムの入れ替えも考えたが、その前にダメモトでカスタムインストールでシステムのみの上書をしてみた。見事復活、すばらしいインストーラーだ。あちこち設定する手間がなくてよかった、ヤレヤレ。といいながら、必要のないプリンタドライバを捨てたりフォルダの並びを変えたり、コレいるんだっけ?と、我ながら懲りない。 先日「STAIRCASE(ステアケース)」というキース・ジャレットの二枚組のソロ・アルバムを20年ぶりくらいで聴いた。あの当時の気持ちの色というか感覚がよみがえる。夜が明ける前に出て、雪の中、十和田湖までの道を疾走し、安代辺りでしだいに空の色が劇的に変化してゆく様子のことなどが思い出された。このSTAIRCASEは4つの構成、全10曲、1976年のパリでの録音、映画音楽の収録で滞在していたとき立ち寄ったスタジオで収録したものだそうだ。砂にまつわるテーマを即興で様々なバリエーションでひいたもの。実は、自分が当時熱心に聴いたものは、最初の1枚目のSTAIRCACEとHOURGLASSのみだった。2枚目のSUNDIALとSAND方は一、二度しか針を通さなかった。したがって買ってから20年ちょっとで初めて聴いたような感じ。SUNDIALのクロード・ドビュッシーの香りがちょっとするあたりを当時は聴き落としていたというより聴こえていなかったのだ。 4面で全74分18秒。一枚のCD-Rにきっちり収録できた。
...というわけで、ううう、ついにwin専用ソフトを購入した。たとえマックの中のwin用とはいえ、...しかしMac版が無いソフトをどうしても使ってみたかったのだ。これはCD-ROMのなかにデータが入っており、使うたびにCD-ROMを要求するソフトなので、ついでに「携速」というDisk CopyやShrinkWrapのようなCD-ROMのイメージをマウントするツールソフトも購入。これらをPB-2400のなかに入れると仮想win分も含め約850メガ。ギガHDの力技のようでちょっと下品、でも、面白いのだ。マックの中で仮想OSと仮想のCD-ROMを走らせる。ちょうどモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のなかでケルビーノ(実は思春期の男子なんだが、役は若いメゾ・ソプラノが担当)が女装し男の風の演技(さらに将来のドン・ジョバンニを彷彿させるような)をする高度な遊びの世界なのだ。...ナハハハ...?仮想のwinのために辞書も取り込んだ。手順は、1.ことえり1形式のタブ区切りテキストの辞書をマックから書き出す。(ことえり2形式はカンマ区切りテキストなのでタブ区切りに置き換えする。また、「普通名詞」は「名詞」に置き換えなければならない)2.Jeditなどでそれを開き、シフトJIS、CR+LF(DOS)形式にしファイル名をdic.txtなどとし保存する。3.これをwin側の辞書ツールで取り込む。これで、OKだ。winも少し賢くなったみたい。
...というわけで、フロッピードライブを使わない方法(フロッピードライブは長期的に見た場合不安定なので使いたくなかったので持っていない)で、ついにiMacにSpeed Doubler8.12Jを入れることに成功した。やはり、高速コピーやキーボードにショートカット割り付けの機能は、魅力なのでずっと入れる方法を考えていたのだ。昨日の例会の帰りの電車の中で、突然、方法がひらめいたのだ。家についてからは忘れていたのだが、先ほど思い出して試したら、うまくインストールできた。iMacはファインダーの切れがだいぶ良いのだが、Speed Doubler8を入れるとさらに早くなったような気がする。 このところ、OS8.5関連のアップデータやソフトのバージョンアップが出そろいやっと安定して使えるようになってきたと思う。しかし、これらの情報は自分で専門誌やインターネットで積極的に集めないとなかなか安定した環境が得られない。あまり機械やソフトのことを知らないでマックを購入したりして業務に使っている場合、これは非常に困った問題だ。特にOS8.5がインストールされた2世代目のボンダイiMacは、そのまま使うと欠陥品ではないだろうか。あんなに売れたのにOS8.5の不安定さについてあまり騒がれないのが不思議だ。これって、インターネットに接続して情報を集めて安定した環境を構築しているユーザーか、あまり使わないユーザーしかいないってことかしら。もしかしてほとんどが後者だったりして(^_^;)実は、3世代目のiMacでもちょっと困っている。別々の知り合いの2台のiMacの購入に立ち会ったのだが二台とも不調だったのだ。最初のものは購入した次の日に交換しに出かけ症状を説明し再現させて交換するまで二時間近くもかかってしまった。二台目の方は、購入して一ヶ月近くなるので交換というわけにはいかず今修理に出しているのだが、二台とも症状は同じなのだ。結局この症状を説明し修理してもらうのに同じように説明しなければならなかったのだが、持ち主は、症状がおかしいのは分かるがそれを再現させ説明するのはとてもエネルギーを要する。おまけに販売店は県内に一件しかなく遠いし、やっぱり安物を買ってしまったのだろうかと今悩んでいるようだ。奨めた側としては、責任をとって交渉に当たっているのだが...ウオー。 まだ、はっきりした原因は分からないので断言はできないのだが、私は、iMac本体は故障でなくて増設したものとの相性ではないかと疑っているのだがその辺について販売店は、情報が少なく、つまり知らないで商品を売り、その不良の対応について顧客におんぶに抱っこしてもらっているような気がする今日この頃。もっときちんとした対応をしないとイカン。と握りしめたこぶしをどこにぶつけたら良いのか。...ウオー。 ウーム...修業が足りない。 あれ?今日はバッハ様の誕生日。
■HFSでのファイル名の問題先日MacFanを見ていたらファイル名についての記事がありちょっと考えさせられる問題として記録しておく。たとえば「メロン」と「レモン」という文字をファイル名にしようとすると「この名前”メロン”はすでにあります。他の名前にしてください。」というアラートが出る。これは2バイト文字にHFSフォーマットがマック上でファイルの名称を扱う上で2バイトコードに対応していないためだそうで、ほかにも「裕子」と「葉子」などのほか数千通りあるそうです。というわけで、別ボリュームなどにコピーをするとき重要な問題となります。これがなんとHFS+フォーマットでは解決されていてこのような問題は起きないそうですよ、長土居さん。異なるOSのバージョンが混在しているネットワーク環境では気をつけなければなりませんね。(214P Mac Fan3/1 1999)■Re>私もi-Macを使っていますが、調子いいですよ。どのようになるのですか。> 阿部好晴 お羨ましい。
ところでどのタイプのiMacでしょうか?(ちなみにiMacと表記したほうが...(^_^;) まずOS8.5Jの入っているRev.Bである第二世代目のボンダイiMacは、「OS8.5J」その物が発売された当日にそのアップデータが公開されたことからわかるように非常に不安定な原因であるでこと、具体的には以前のこのコーナーに書いた通りです。私は「Mac OS 8.5 アップデート」と「Mac OS 8.5.1 アップデート」をし現在のように安定するまでインターネットで情報を集めたり、自分の使い方が悪いのかと何度もフォーマットしクリーンインストールを繰り返し、クリーンインストールの状態に一つだけ常用のソフトを入れて再現し、さらにHFSとHFS+の両方でフォーマットしてそれぞれ確認し原因がOS側であると思いました。 OS8.5.1JのインストールされているRev.Cである第三世代目の果物iMacは、たぶんiMacのせいではないと思っています。これはその販売店で増設してもらった128Mのメモリーとの相性かメモリーが対応していないのではと考えています。一週間か10日くらいで結論が出ると思います。 修理扱いにしたので、またNCRに儲けさせてしまった。/代理店にならないかと声をかけられてしまった(゚o ゚? 具体的な症状はキャプチャーしましたのでその絵を添付します。 この絵のようなフォルダーの表示になったりならなかったりでいつ出るか分からない。説明していてあちこち開きまくっているとそうなってくる。(これを説明するのに時間がかかる)他にもメニューバーの表示ほかあちこちでも同様になります。 この症状についても両方のフォーマットとクリーンインストールを繰り返しました。さらに時間をかけ再現してから、販売店と修理店それぞれにまた時間をかけ同様の説明と再現を繰り返しました。それであのような日記、つまり客からタダで時間と情報をとり、物を売ってるのではと思った次第。(用が無いのに重いのをわざわざ持って出向かないんだぞ!/ 売るほうに忙しそうだったのでつい(^_^;)いかん。また心を乱してしまった。失礼しました。バッハのオルガン曲は聴いているとつい「カミ様、ごめんなさい。」と言わせる力がある(^_^;)
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そうですか、臆病者の長土居は失敗するとなかなか勇気が出ません。+なしHFSをもうしばらく検証してみます。