【2/6/2000】
...というわけで■昨日からOpen Transport 2.6J がアップルから配付されている。配布方法はOS9から始まったインターネットに接続し直接システムをアップデートする方法がとられている。この「Open Transport 2.6J」はiBookなどのOS8.6とOS9のネットワーク関連のバグを修正するもので、たとえば以前にダイヤルアップルータでDHCPサーバーを参照する設定でインターネットに接続していた場合、これが接続できなくなる問題や自分の経験したところではOS9のiBookで10Mのハブなら支障がないのに100Mのスイッチングハブに接続した場合繋がらない現象が解消されたりもした。ただ、このスイッチングハブで認識できない現象はMacintosh トラブルニュースなどを見ているとスイッチングハブとMacの相性もあるように書かれている。
アップデートのやり方はインターネットに接続してから、コントロールパネル「ソフトウェア・アップデート」を起動しアップデートファイルを確認するとまずソフトウェア・アップデート1.0からソフトウェア・アップデート1.1にアップデートする。再起動をしてまたコントロールパネル「ソフトウェア・アップデート」を起動するとお目当ての「Open Transport 2.6J」がリストに見えるのでアップデートする。「Game Sprockets J-1.7.3」もリストに見える。USBのついているMacの場合はホイールマウスを含むほとんどのHID互換のUSB入力デバイスのサポートを追加、マルチモニタ時のパフォーマンス向上等があるそうだ。ただし増設したUSBカードには該当しないそうだ。
ところで昨年12月18日のつれづれMacにも書いたのだがこのインターネットに繋いだアップデート方法だが、ちょっと怖い。今回は少しでも安定した状態で接続したほうが良いと考え、Macを再起動し機能拡張マネージャーで「MAC OS 9基本」を選んでからやった。PB2400はこの構成にG3カードの機能拡張とイーサーネットカード用の機能拡張を追加した状態でつないだら無事こちらもアップデートできた。前回不安定だったのははこういった配慮が思いつかなかったからかもしれない。
しかしアップルさん、OS8.6の場合やOpen Transportの不具合でインターネットに繋がらないひとはどうやってアップデートするの?...(^^ゞ
とりあえずうまくアップデートできた・Open Transport・Open Transport ASLM Modules・Software Update Engine・Software Update Scheduler(以上機能拡張)・ソフトウェア・アップデート(以上コントロールパネル)を別に保存しておくとOSの入れ替えの時役立つのかしら?
■iMacSEをセットアップする機会があったのでその感想。
1.放熱ファンがないのでその分以前のiMacに比べるとずいぶん静かになったが、結構HDDの回転音が甲高い音を出す。容量の大きいIBM印に交換したほうがもう少し静かになりそうな感じだ。
2.せっかくだからDVDで映画を少し再生してみた。観たのは「カストラート」。始まってから少しするとちょっとひねったラブシーンがあり「ウ!ヤバイ」などとまわりを見渡したりして(^^ゞそうだ、絵をチェックするんだっけ。フルサイズで再生して見ると初代DVDドライブを搭載した青白Macでも同様な現象が起きるのだが、速い動きの場面でコントラストの強い部分に横の線がくっついて再生される現象があり、これって我慢できるのかなぁ。PworBookG3/400でも起きるのだがこれよりも少なく何とか我慢できるレベルだったと思った。今度のグラファイトカラーのiBookにはDVDドライブが搭載されるうわさだが、このへんクリヤーして欲しいとせつにに願っている。音については初代のiMacに比べるとレンジが広がりずいぶん良くなっている。しかし、その分アラート音がちょっと大きく響きすぎるように感じられた。それと劇中のアリアのフォルテッシモが連続する部分では音が割れてしまった。さすがにこういったソースではチューニングしなかったのだろうか。20th記念モデルでもCDを再生したときに感じたがアップルはオーデォ部分はちょっと詰めが甘い。 DVDの鑑賞だが、iMacの前にきちんと座っていなければならず、やっぱりDVDはテレビジョンでという感想だ。iBookにDVDドライブが搭載されると、床に置いて横になって見るとか、おなかの上に乗せてとかできるよなー
(^^ゞMacのあんまり創造的な使い方ではないが使い道の選択肢が一つ増える(^^ゞ
3.それからコンピュータの動作とか反応は早い。
コンピュータの感想というより、ついエンターティメントの方に感想が走ってしまった。それじゃ。
【2/17/2000】
...というわけで明日発売予定のiBookSEを触ってみてきた。64Mのメモリー、クロックは366M、HDDは6Gで21.8万円。OSは9.0.2でシステムイネーブラが追加されでいた。何台入荷したかは聞き忘れたが、本日午後の予約で明日手に入れることができそうであった。お待ちかねのAirMacもある程度入荷する予定なそうだ。新型の PowerBook (FireWire)は、まだ入荷していなかった。SCSIが廃止され FireWireが新設、AirMacカードの増設ポートの新設、クロックの違う両機種ともDVDドライブ内蔵モデル。そういえばiBookSEにDVDドライブの搭載は見送られてしまった。(;_;)
ちょっと忙しい2月だ。