インクジェット・プリンターがうまく動作しなくなった。
おそらく先日OS
X用のPM970Cのドライバーのバージョンが上がって入れたときかなあ、と考えていろいろいじってみた。
それで、二台のマックに同じドライバーを入れたのだが、システム環境設定で共有設定の共有プリンタを使えるように設定しているときに、デフォルトではプリンタ名が同じ名前で登録されているので相手方のプリンタなのかローカルのプリンタなのかが判らなくなっていた。その結果接続されていないポートに印刷データを出していたということに気がついた。
そこでプリンタに名前をそれぞれ付けるとどのマシンのドライバーかが判別できるようになり、間違わないでプリンタを選ぶことができるようになった。
OSXのこの方式はwinマシンの方式のようで今いち理解できなかったが、やっと判った。
こちらはPower Book側/
プリントセンターで「情報を見る」でプリンタ名を入れることができた
こちらはiBook側/印刷ダイヤログで共有プリンタを指定できる
Power
MacG4Dual/887(Mirror)をセットアップする機会があり、ついでにファイルメーカーPro6.0でスピードをチェックしてみた。約130万件のデータ(600MB弱)の中の約5万件のデータを絞り込んでから4フィールド分の集計結果を表示させてみたのだがG3のPower
Bookの数倍の速さで処理が完了した。
例えば昨日やってみたのだが処理時間が5時間かかったのが1時間弱で完了したとすると、どうせすぐ終わらないのだったら寝る前にその操作をやったとしたら別にG3のノートでもまだまだいけるのではないか!
などと...(^^ゞ
ただ、5万件くらいのデータだとソートも速いし集計結果もストレスがなく結果が表示されるしなあ。このあたりが魅力だ...ウーン。
話変わって、先日のMac
OS X 10.2.3 アップデート
(J)で確実に改善されたのがネットワーク上のボリュームをマウントするときに失敗が無くなったことだ。10.2.2の時は、どうも接続が不安定でたびたび不調がおきていた。
それとようやく以前のようにボリューム名をダブルクリックで接続できるようになった。
Mac
OS X 10.2.3 アップデート
(J)が昨日公開され、速攻でアップデート。
いつもスリープしないPower
Bookがスリープするようになったので、またスリープしないように設定し直した。
なぜかiTunes3.0.1がアップデートしてもまたソフトウエアアップデートでひっかかるぞ?
50MBも書き換えたのにどこが変わったかは今のところ不明なのだが、とりあえず不具合は今のところ発生していない。
ファイルメーカーPro6.0.4のアップデータも公開された。0SXでファイルを開いているときにデジカメを接続してもクラッシュしなくなったようだ。10.2.3が公開された日にやっと10.2.2に対応?
ファイルメーカー Developer
6はいまだ6.0.3で正式の対応は0SX10.1.5までだ。
ATARU氏の出演するjazzライブに行ってきた。
いつもよりもよりもいちだんと楽しそうで見ていてこちらも楽しかった。
「今月22日にまたやるんだね」と言ったら「そう、仕事なんかやってられね〜」とか言ってたぞ。
「ファイルメーカー Developer
6」へのアップグレード が昨日から受付が始まった。
今回は、電話で申込書を申し込み、FAXで送られてきた申込書で申し込んでやる方式だそうで、今どき大抵のことがメールで済まされる時に何を考えてこんな方法をとっているのだろうと思いながら電話してユーザーIDを伝え申込みをした。
ところが、外してしばらく使っていなかったFAXが、電話にはなるけどFAXが受信できない状態というか、早い話が壊れていて困ったことになった。何度もFAXしてくるが受け取れない。しかたがないのでまた電話してバージョンアップの申込書の郵送を依頼した。
TCOをとなえているデータベースの会社のやり方がこれだからなあと自分の壊れたファックスを棚に上げて思った(^^ゞ
ほんとに、アマゾンのやり方をすこし見習ったら、と言いたい。一回登録しただけで1500円のCDでさえ送料が無料でブツが届く。パスワードを忘れてもすぐ変更できメールで変更確認が自動でくるし、商品在庫が無い場合は注文の状況もネットでたどれるし、発送すればメールで連絡がきて注文した安心感が違う。
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レイナルド・アーンの音楽のことをもっと知りたくてネットであちこち見てまわった。
短くまとめると19世紀末から20世紀半ば頃までのフランスサロン文化のなかで成立し花開いた音楽ということかな。
そう言った文化とまるで縁のない東洋の島国の片田舎でこれを聴いてささやかな悦びを思っているわけだ。
それにしてもきらきらと宝石のような音楽だなあ。青い宝石、うす紫色の宝石、...。
奥さんも気にってくれた。
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拝啓、画伯の部屋の住人 様
ヴェルレ−ヌの月の光、斉藤磯雄の訳を送っていただきありがとうございました。
イヤー、感激、格調高いですね。
訳詩の数が多けりゃいいってものでもない(^^ゞ
しかし全体的に何を書いているのが分かってから読むとより味わい深いですね。 ...かな?
漢字の件ですが、第二水準ですので「こうこつ」または、「とぼける」と入れると
「恍」は出ますです。Macでは(^^)。もちろんwinでもでるです。
最近「宝くじが当たったらどうしよう!
と考えると夜も眠れない」と言っているカミさんに
「そうだね、でもまず宝くじを買わなくっちゃ」
といった今日この頃です。
それじゃ、また書きます。
LA BELLE
EPOQUE/アーン歌曲集
SUSAN GRAHAM/スーザン・グラハム
SRCR-2357/アルバム
1998.12.12
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今月初めにNHK-FMで聴いてとても気になっていた唄。
Susan
Graham(メゾ・ソプラノ)のアーンの「ベルエポック」という歌曲集。
発売は1998年でこれが2枚目のソロアルバム。
うっとりとして最後まで聴いてしまって今回はハードディスクに録りそこねた。すぐそのままAmazon.co.jpで注文していたのものが昨日届いた。
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Reynaldo
Hahn 1874-1947
サロンで活躍し自身もバリトンだそうで自作やフォレの
弾き語りのSPレコードの録音があるそうだ。
hmv.co.jpで輸入版を手配した。来年の1月24日頃の
到着予定。これは、珍版。楽しみだな。
Susan Graham
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アーンの音楽はもしかすると手持ちの音源にも何曲かあったかもしれないけれど、これまで注目をしてこなかった。そして近代フランス音楽家の一人というくらいしか知らなかった。
今回調べたら生年はラベルと同じで彼よりも10年長生きしたんだそうだ。
例えばこのCDの一曲目の「クローリスへ」は、「御身が間近くにおられるなら」(アンナマグダレーナバッハの音楽手帳の第二巻に収められている G.H.シュテッツェル作曲)のようなバロック歌曲風のようで静かで端正な音楽ででラベルと場所もほとんど同じところででき上がった音楽と思うとずいぶん作風というか空気の違いがきわだつ。
「恋する乙女」、「牢獄から」、「わたしの歌に翼があれば」など優しく甘美なメロディが特徴で、しばし聞き惚れてしまった。
だけど、これまで全く知らなかったなあ。
お気に入りの作曲家が増えたなんて何年ぶりだろう。1998年暮のアルバムということは実質4年くらい前で最近のCDにずいぶん無頓着だったということか。
それでもこのCDに巡り合えたことが嬉しい。
もう一枚カナダのバリトンでブルーノ・ラプラントのアーンのCDも見つけた。こちらは、今月半ば頃に到着予定。
話題とは違うけれどもEGBRIDGEの顔マーク辞書で
「あーん」を変換すると
「(^O^)」となってしまう(^^)。
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AppleJapanからの配信メール「Mac OS X News
Japan」で紹介されていたフリーのソフト
PictCatalogX が小技が効いていてうれしい。
デジカメなどの画像が入っているフォルダをアプリケーションにドロップするとビューワーが開き6枚づつサムネイルを表示されその
画像ファイル名を簡単に変更できるのだ。
左上のグリーンの丸ボタンをクリックすると画面いっぱいに広がるので通常のサムネイルよりも大きく表示できて絵の確認もしやすい。自動ページめくりもできるのでフォルダ内部を見渡しやすく簡単に整理できてとてもシンプルなのがよい。
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ガブリエル・フォレの「月の光」をジャンスの唄で聴いていた。
そういえば、ヴェルレーヌの詩なんだっけと思い出してネットで翻訳を探してみたらずいぶん集まった。
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Paul
Verlaine
月の光 Clair de Lune
あなたの魂は選り抜きの風景のようだ
魅惑的な身ごなしでリュートを弾き
踊りながらそこを過ぎるとりどりの仮面やベルガモの衣裳
幻想的な仮装のしたで、そこはかとなく悲しげな
恋の勝利やめぐまれた人生を
短調で歌われながらも
おのれの幸福を信じている様子もないその歌は
月の光に溶けてゆく...
梢の鳥たちを夢見させ
大理石の像の間の、ほっそりとした噴水を
うっとりとすすり泣かせる
悲しげで美しい、あの静かな月の光に。
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「月の光」
君の心は選りすぐりの風景画だ
その中でとりどりの仮面をつけて魅惑的な衣装をまとい
リュートを弾き、踊りながら歩く人々は
奇抜な仮装の下で何故か悲しげにみえる
愛の勝利や成功した人生を
短調で歌う彼らはしかし
自らの幸せを信じているようでもなく
その歌声は月の光に溶けてゆく
梢の鳥たちに夢見させ
大理石の彫像の間のしなやかな噴水を
恍惚とすすり泣かせる
悲しげで美しい月の光の中に
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月の光
あなたの魂は とりわけの風景画
マスクとベルガマスクの 魅惑を振りまく
リュートを奏で そして踊り かくして
幻の仮装の下に ただよう悲しみ
悲哀の調べのうえに うたわれるすべて
恋の勝利や めぐまれた人生
そこには それらの幸せを確かめる気配もない
そして そのうたは月の光にとけあわされてゆく
悲しみと美しさの 静かな月あかりは
梢の鳥たちを夢みさせ
そして 噴水の頂きをすすり泣かせる
大理石の間に しなやかにほとばしる水しぶきの
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月の光
あなたの魂は選り抜きの風景のようだ
魅惑的な身ごなしでリュートを弾き
踊りながらそこを過ぎるとりどりの仮面やベルガモの衣裳
幻想的な仮装のしたで、そこはかとなく悲しげな
恋の勝利やめぐまれた人生を
短調で歌われながらも
おのれの幸福を信じている様子もないその歌は
月の光に溶けてゆく...
梢の鳥たちを夢見させ
大理石の像の間の、ほっそりとした噴水を
うっとりとすすり泣かせる
悲しげで美しい、あの静かな月の光に。
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月の光
あなたの心にひそむ私の知らない風景には
にぎやかな踊りの仮面舞踏会と
漂うリュートの調べ
そうした陽気な姿のうちに悲しみの影が差す
もの悲しい調子で歌われるのは
恋の勝利と人生の歌
幸せを信じてはいないあなたの声が
差し込む月の光に溶けてゆく
月の光はいつも悲しく美しい
枝に止まり夢を求める小鳥を照らし
大理石の像より高く吹き上げる噴水を
すすり泣かせては降り注ぐ
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月の光
あなたの魂は、選り抜きの風景のようだ、
魅惑的な身ごなしで、リュートをひき、踊りながら、
そこを過ぎるとりどりの仮面やベルガモの衣装、
幻想的な仮装のしたでそこはかとなく悲しげに
恋の勝利やめぐまれた人生を
短調で歌いながらも彼らには、
おのれの幸福を信じている様子もない、
その歌は、月の光にとけてゆく。
梢の鳥たちを夢みさせ、
大理石の像のあいだの、ほっそりとした
噴水を、うっとりとすすり泣かせる
悲しげで美しい、あの静かな月の光に。
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月の光 Clair de Lune
君の心はあえかなる景色に似たり、
その中を仮面おどりの行きかいて
絃(いと)かきならし舞えど
面白き装いの奥はうら悲し。
歌のしらべは短の調、
歌うは恋と世の栄え、
されど身の幸足らぬげの
声入りまじる月あかり。
悲しくもまた美しき月あかり、
小鳥は枝に夢を追い、
吹上の水は大理石(おめし)の間にて、
楽しみの果てすすり泣く。
一番最後のがお気に入りかな? ←文字数が少ない(^^)。
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