30GBのHDDを積んでいるiBook700の残り容量が1GBを切りそうになり不要なファイルなどを整理した。その際作った憶えの無いフォルダなども見つかりOS9.2に切替えて消したりしていたらOSXのClassic環境が起動できなくなってしまった。相変わらず懲りてない(^^)。
丸ごとのバックアップはあったがこの際、新規に構築して不要なドライバーや言語は入れないでやってみようと外付けのHDDから起動してイニシャライズした。
だいたい仕事にも使える環境に戻すのに二日かかったが動作が軽くて気持ちが良い。空き容量も5GB以上となり今のところ特に不自由はしていないのであの4GBは何だったんだろうと思っている今日この頃(^^)。
それにしてもかたづけるということは、捨てるということだなあとつくづく思った。今回のiBookのように強制的に捨ててしまってからの再構築の方が気持ちが良いのだが、現実の生活にあてはめるとなるとなかなか実現が難しい。しかし本当にやっちゃったほうがかたづいてサッパリするだろうなあ。(バックアップの中にも無いものが無いことが発生しないよう念じつつ)
昨年の12月にスーザン・グラハム(Susan
Graham)の歌うレイナルド・アーンの歌曲集に感激してCDをすぐに注文して聴いたたこと、さらにブルーノ・ラプラント(Bruno
Laplante)のCDも見つけたのでこれも手配したことを記述した。
この時の記述をご覧になった徳島県の齋藤さんという方から今月8日にラプラントのCDの入手先のご質問のメールを頂戴した。しかし実は昨年、注文して数日してからHMVから廃盤の連絡があり断念していたのだった。
だがこのメールをきっかけに再度調べたらラプラントのCDの米盤(輸入盤)がHMVで取り扱っていることが分かり8日のうちに懲りずにトライ。そして齋藤さんにもそれをお知らせした。それが昨日到着してついにラプラントを聴くことができた。1974年12月カリオペの録音で若干テープヒスノイズが多かった。なお、この再発版は1995年。
実は、ブルーノ・ラブラントがかつて来日した時にショーソンなどを歌ったときのコンサートが当時NHK-FMで放送されて、これを録音した音源は所持してる。この中に何曲かアーンも入っていた。CDの歌声はこの時と同様に美しい。ただ、この録音は、最初SONYのベータのVTRを使ってPCM録音してPCM編集、その後DATに録音し直したときに曲目などデータが行方不明となってしまった。多分VTRと一緒にあると思うのだが映像も含まれているVTRの山の中から探すとなると...ウーン。
DATも故障して使えなくなる前にCD-ROMに焼き直しをいつかやっておかなければと思っているのだがこちらも200本近くの山を見ると...。まあ今回の分はとりあえずHDDに取込んではおいた。
スーザン・グラハムのCDとラプラントのCDと重複している曲目は、
クローリスに、
恋される人、
テュンダリス、
不実、
牢獄から、
捧げ物
の6曲がありこの順番にiTunesのプレイリストにも登録した。
■3月29日記 一曲落としていて「わが歌に翼があったなら」も含めて7曲であった(^_^;)
同じくレイナルド・アーンの自作自演のPEARLの音源の方は、予定より少しはやい1月10日ごろだったかにHMVから無事到着した。ま、こちらの方は歴史的音源ということで。
...というか、なんかおっさんの鼻歌のように聞こえてしまって。アーン様ゴメンナサイ(^^)。
.
田園ホールのギル・シャハム バイオリン・リサイタルを聴いてきた。コープランドの「バイオリン・ソナタ」、バッハの「無伴奏バイオリン組曲第二番」、フォレの「子守歌」などの小品集、ブラームスの「バイオリン・ソナタ第三番」、アンコールにはコープランドの「ウクレレ」、フォレの「月の光」などが演奏された。ピアノは江口玲(えぐちあきら)。
思っていた以上の演奏、と云うより名演奏。あらためてバッハの精神の深く多様な世界を思い感動した。あとバイオリンの音色がとても美しいのが印象的だった。
休憩時間にコーヒーを飲んでいたら藤村さんと遭遇、飛び込みでチケットを購入してきたとのこと。彼とは小学校の頃からのつき合いで、いまだ音楽だ、オーディオだと遊んでいる。ゆっくり話したかったが後半の演奏時間が来て時間切れ。あと、Macの会の中野さんが声をかけてきた。思わぬところでお会いしたが、彼とも二言三言。たった20分の間なのだけけれどそれぞれの時間の中で交差する。今度またゆっくり会って話そう。
帰りにうちの奥さんと夕ご飯の買い物。いきなり現実の世界に戻されたのか、そう言えばと何年か前のキリ・テ・カナワのソプラノ・リサイタルの帰りの食事に八珍亭で中華丼セットを食べたことをまた非難されてしまった。彼女によればあーいったコンサートのあとはコーヒーとかのお茶が良いのだそうだ(^^ゞ
.
Netopia のサイトに行ってみたらTimbuktu
Pro for Macintosh (Jaguar) Version 6.0.3
がでていた。Timbuktu Pro
v6.xのユーザーは無料で利用できるとのこと。Timbuktu
Proはこれだけ完成しているのでOSのアップデート等によって生じたバグフィックスと思うが、やっぱり使ってみて6.0.2と変わったところは不明...と思ったらマルチギガバイトファイルが滑らかに交換することができると書いてあった。最近ネットワーク越しの大きなファイルのコピーをするのでこれは、おいしいことかも...かな?。それにしても翻訳をしてくれるサイトやソフトがありほんとうにに助かる。
EGWORD PURE
8とEGBRIDGE14アップデータが届いた。三省堂の「新辞林」1998(収録項目数11万)と研究社の「新英和・和英中辞典」1995(収録語数16万、用例数18万3千、音声データ1万5千)が付属している。例えば
ワープロのEGWORD
PUREで文章を作成時に単語の文字列をドラック選択するとその意味や単語の和訳や英訳が左側の窓にすぐに表示する機能がありこれは便利。それとぼくのPower
BookではEGBRIDGEの打ち込んだときにすぐに反応しないもたついた感じが今度のバージョンでやっとストレスがなく使えるようになった。
iPod Software 1.2.6 Updater (J/E)
が公開された。ミカラ・ペトリのリコーダー演奏で特に気になる「モンティのチャールダッシュ第一番」の音割れが目立つ点に関して、これまでの中のアップデータでは一番聴きやすくはなっているがいまだ解消されていない。MP3ではなくAIFFのファイルタイプでの再生やMP3でもMacのiTunesでの再生だと問題がない。
それと曲間の音楽が切り替わるときにでるプチッとでるノイズも解消されていない。
最近iPodは、カーオーディオ用と割り切ったら雑音のこともあんまり気にならないとてもよい音楽の友だ。しかしアップデータがでるとやっぱり胸が騒ぐ(^^)。
今度のアップデータは、スクロールホイールモデルのiPodでの再生時間の向上とすべてのiPodでの待機時間の延長とのことだ。
.
画伯の部屋の住人様からペーパークラフトデサイナーの田代耕司さんの個展が東和町の萬鉄五郎記念美術館で開催されるとのご案内メールをいただき先週の日曜日に行ってきた。田代さんは、ぼくより一回り上の世代の方でかつて大変お世話になった方のお宅で一度お会いした。二十数年も前の話しなのだが、その時に今回も出品されている「オリマルズ」という彼が考案したペーパークラフト作品集の一部をいただいいて今も大切にしている。
オリマルズは9センチ幅の細長い色のついた厚紙を二つ折りにしてから折り込んで様々な動物の形をつくった作品集で、複雑な形を折ることにより直線で思いっきり単純化し、しかもすぐにそれと分かるように形を純化したアート。やっていることは単純のように見えるがとても緻密に計算され美しい。それぞれの動物たちが彼の人柄を偲ばせるようなやさしくてほのぼのとしたユーモラスな顔をしている。
木漏れ日からさまざまな空想する遊びはかつての子供の頃を思い出させてくれる楽しい様子の写真アート。「そうか、先にやられてしまったな!」と思ったりした。
会場ではオリマルズや十二支のキットも販売されていてぼくは鳥、千支、動物の3セット他ゲットしてきた。これで心置きなく遊べる(^^)。
残りがわずかだったよ。補充されるのかな。
画伯の部屋の住人様に会場の様子を見ていただこうと隠しサイトを作った。そしたら思いのほか田代さんご本人からもメールをいただき、しかも喜んでいただいて、みなさんにみていただくことにしたいとのこと。
光栄でうれしいな。
ソニーの小さいデジカメで撮ったのだがこれをQuickTimeのスライドショーにしてみた。印刷物の作品集も良いけれど会場の雰囲気も伝わってきて面白いものができた。(それにしても今度のAppleのKeynoteは分かりやすくて素晴らしいソフトだな)
会場の様子はここ。
「おい、えーかげんにせーよ!」と言いたくなるような天気。また今朝から雪が舞い上がりながら降っているいわば吹雪状態。...なはは
先日、市内のデパートで「全国うまいもの市」という企画があった。人込みは好きではないのだがつい「うまいもの」に惹かれて行ってしまった。
ぼくが買ったのは北海道の六花亭の「マルセイバターサンド」10コ入れ千円。あと奥さんがどうしても忘れられないと言っていた「丹波黒豆のしぼり豆」100g1200円。
どちらもお気に入りなのだけれど「マルセイバターサンド」は様々な素材を組み合わせてハーモニーを奏でているデヴェルティメント的。
しぼり豆のほうは、一つの素材にこだわって徹底的に磨き上げているソロ。北海道という様々な出身地の人びとが集まってできた味わいに対し、「いにしえの都」のこだわり方の違いというか文化の違いを感じたりしている盛岡縄文人だッたりして(^^)。
昨年、MT-266に40GBのHDDを入れてOSの制約から8GBのパーテーションを作ってMac
OSX10.2を入れたことは既に書いたのだが、残りの30GBの部分にはiTunesの音楽データが13GB入っていた。
先日このマシンでのコピーがうまくいかなくなってしまいディスクユーティリティでチェックするとディレクトリ構造が壊れたみたいだ。OS9.2のCD-ROMの「Disk
First Aid」を二回かけることで無事修復された。
ついでにと思い30GBのほうにMacOS9.2.1をインストールしたら起動ができてしまった。8GBの制約はOSXの方だけだったということが分かった。
なーんだ。
OSX10.2でUSBオーディオを通した時にでるパチパチノイズであるがひょんなことから解決した。
実は、昨年から使っているソーテックのVH-7PC(KENWOOD製)なのだがUSB部分を使わないやり方で利用していたのだが、今回USB接続OSX10.2で試してみたら全然ノイズが乗らないでスタックスのイヤスピーカーで聴いても鑑賞に耐えられることがわかった。
これまでPower
BookやiBookでオンキョーのSE-U55やローランドのUA-30ではどうしてもノイズが乗って気になってしようがなかったのだ。しかし、今回のソーテックは全く問題がない。これまでの二台のUSBオーディオでダメだったのでてっきりOSXのせいとばかり思ってその都度新OSに期待をしていたのだ。
それにローランドからは
『2002年以降に発売されたMacintosh(R)コンピュータをお使いの方へ
以下のリストにある2002年以降発売のMacintoshシリーズにおいて、再生時にノイズがのることが確認されております。この現象に関しましては、現在Apple
Computer社で対策中です。(2002.07.04)
対象機種:
eMacシリーズ
M8577J
iBook シリーズ他... 』というような発表があったのだ。
一台でもまともに使えるのならOK。やっとiTunesを使ってノイズを気にしないで楽しめる環境が整った。
Griffin Technology のiMateも使えるので便利だな。
何はともあれうれしいな。それにしてもこのVH-7PC(KENWOOD製)こんな安く売っても良いのかなと思うような恐縮する値段だ。
.
今年の冬は長いなあ。溶けかかった雪の上をまた新雪が覆っている。
力が抜けてしまう。
今日は音楽の話。先月発売された
「Alfonsina y el
mar」(アルフォンシーナと海)というアルバムをうちの奥さんからプレゼントされた。20年以上も一緒にいるとこちらの好みが読まれてしまう(^_^;)
先日出先でFMラジオのスイッチを入れていたら流れてきた音楽で、その時に銅版画家の山本容子さんが紹介していたもの。
奥さんは忘れずにいてくれた。
|
波多野睦美&つのだたかし
「Alfonsina y el
mar」
|
一曲目はアルゼンチンのAriel
Ramirez(アリエル・ラミレス)
が1969年に発表した歌曲集「Mujeres
Argentinas(アルゼンチンの女たち)の中からの「Alfonsina y
el mar」(アルフォンシーナと海)。
Felix Luna
(フェリックス・ルナ)が詩を作ったのだが、1938年にこの世と決別したアルゼンチンの詩人アルフォンシーナ・ストルニが海に消える直前に残した詩の一部が組み込まれている。
三曲目はピアソラ作曲の「オブリヴィオン -忘却-」
四曲目はアルゼンチンのアルベルト・ヒナステラの「忘れる木」
五曲目もアルゼンチンのカルロス・グアスタビーノ「ばらと柳」
七曲目はブラジルのヴィラ=ロボスの晩年の作品「メロディ・センチメンタル」
八曲目はヨーロッパに飛んでモーリス・ラベルの「向こうの教会へ」
十曲目は同じくフランスのプーランクの「愛の小径」
次はベルレーヌがランボーに傷つけた事件のときに獄中で書いた詩に基づいて作曲されたヴォーン・ウイリアムスの「屋根の上の空」、「仔羊をさがして」、「リンデン・リー」の三曲
あとは武満徹の「小さな空」、「三月のうた」の二曲。
全体に流れているテーマは音楽的なため息、現代へのリリカルメランコリカ、ノスタアルジア。
...どうも落ち込むなあ...「フニクリフニクラ」でもかけて元気になろう(^^)。
Topに戻る
|